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というのがビョークの中国公演。

ビョークの音楽はまあまあ好きだし、人間的にもシニード・オコナーと同じ危なさがあって嫌いじゃない。

まあみんな期待してんだよな、暴走することを。

でもまさか独立を鼓舞する歌を歌って「チベット、チベット」連呼した2週間くらいしてあんなことになるとは、ビョークも想像してなかったかもしれない。

アイスランド出身のビョークが主張する民族ナショナリズムはアパデュライ的にはどうなるのかな?

ミュージシャンの政治との係わりもやはりクローズアップされるはずだ。とくにアイルランドのボブ・ゲルドフ、U2のボノ、ことごとく「ヒューマニタリアニズム」、元オーストラリアのロックボーカリストにして現在環境大臣のピーター・ギャレット、この人なんか強力な捕鯨反対論者だ。

一言で言えば80年代に活躍したロック・ミュージシャンの典型的な政治スタンスがヒューマニタリアニズムと環境主義、またはフェミ環境主義である。

アパデュライの議論でも難民キャンプやNGO、アムネスティ・インターナショナルをトランス・ナショナルな新しい共同体の可能性として言及しているものの、国連の意義だとか、これらの団体の主流派をなしているヒューマニタリアニズムへ向けた議論がないのが残念だ。

領土ナショナリズムとそれに関連する主権関係論も必要かと・・・。

関係ないが、アイリッシュ・トラッドをフォークとロックのイディオムで再解釈したポール・ブラディーの音楽に戦慄をおぼえる。かっこいい!
Paul Brady, 'Nothing but the same old story'。

経済不調な頃(1950年代、1970年代)のアイルランドから大量にイギリスへと移民した人々の非熟練労働者が主題となっていて、泣きそうになる。
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中国帝国主義
私は、中国文学専攻で、中国文化は大好きですが、チベットとウイグルは、清朝が侵略したのです。
ちょっと観光に行っただけで深く感じられます。
史実以外、なかなか論文の材料になるデータがまとめにくいのですが。
中華膨張主義は近代も同じです。
制裁戦争(中国-ヴェトナム紛争)、代理戦争(ヴェトナム戦争)藻増えました
山田 2008/06/10(Tue)17:29:54 編集
無題
中国には詳しくありませんがかつてのイギリス帝国とアイルランドを思い出させますね。そうなるとウイグル地区が北アイルランドですか。歴史的な背景はぜんぜん違うんでしょうけど。
くっさん 2008/06/10(Tue)21:55:56 編集
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