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言っておかなければならないと思う。

突然段ボールというバンドを知っている人はそんなに多くはないと思うけど、こういう人たちが先達としていて奥田民生のユニコーンなどが日本のポピュラー音楽界に出てこれたのだ、と。

だから、ユニコーンが好きだった人には特に伝えておかなければならない。

もともとユニコーンは80年代後半の「インディーズ・ブーム」から出てきた人だから、当然のこと突段を知っているし、影響も受けているはずである。

当然「たま」も影響を受けている。じっさいたまのランニングシャツ男石川浩司と突段は共同でレコードも作っている。

だけど、である。

「インディーズ」が週刊誌や、NHKなどでもてはやされてからというもの、私は日本のインディーズへの関心を急速に失っていった。もはやメジャーレーベルから発表されているバンドや音楽と変わらなくなっていった、からである。インディーズが一つのブランドとして市場価値を持ってしまった、ってことですね。

「インディーズ」という言葉が使われ始める以前(それはおそらくらフィン・ノーズの頃からじゃなかっただろうか?)には「自主制作」という言葉がふつうであったし、そのころのバンドは製作、流通、ライブ活動などがほとんど有志によって手作りでなされていた。音楽性も個性的だった、と思う。もちろん「たま」が個性的じゃなかった、とは言わない。

どちらにしてもその象徴的なバンドの一つが突段だったのだと思う。その音楽と歌詞を一言で言えば「変わっているけど限りなく自由」である。

私が彼らに徹底的に衝撃を受けたのは彼らのスタイルを含めた音楽の「自由さ」であった。

やはり彼らは語り継いでいかなければならないし、いろんな人に知って欲しい。音楽好きを自認する人たちには特に・・・。

早稲田大学の大学生が去年撮ったらしい突段のドキュメンタリーを見つけた。『Anvil』とはちょっと違った味わいがある。とてもいい仕事だと思う。

蔦木兄弟のお兄さんは死んでしまったが弟が突段を継続している。1978年に結成だからもう32年になる。50歳は過ぎたであろう。本人はいわゆる派遣などで働いて、腰を悪くしてしまったらしいが、

その執念に拍手を送りたいし、まだ現役なのである。

今も昔も売れることがないことは本人も自覚している。でも多くの人に聴いてもらいたい、と思って音楽を作って、人前で演奏している。

やっぱり泣きそうになる。ライブも行ったるでー!!
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